竹内公輔

曖昧さ回避 竹内宏介」、「竹内幸輔」、あるいは「竹内康祐」とは別人です。
竹内 公輔
Kosuke Takeuchi
宇都宮ブレックス  No.10
ポジション PF/C
基本情報
愛称 おにぃ
ハム兄
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-01-29) 1985年1月29日(39歳)
出身地 大阪府の旗大阪府吹田市
身長 206cm (6 ft 9 in)
体重 100kg (220 lb)
キャリア情報
中学校 吹田市立佐井寺中学校
高校 洛南高等学校
大学 慶應義塾大学
プロ選手期間 2007年–現在
経歴
2007-2011アイシンシーホース
2011-2014トヨタ自動車アルバルク
2014-2016広島ドラゴンフライズ
2016-リンク栃木ブレックス
宇都宮ブレックス
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

竹内 公輔(たけうち こうすけ、1985年1月29日 - )は、日本プロバスケットボール選手。B.LEAGUE 宇都宮ブレックス所属。ポジションはパワーフォワード・センター。背番号10。大阪府吹田市出身。男子バスケットボール日本代表。

人物

二卵性双生児の弟として竹内譲次がいる[1]。2メートルツインズとして高校時代から注目され[2]、日本男子バスケ界黄金世代の一ついわゆる「竹内世代」としてその名を残す人物[3]

妻はかつてトヨタ紡織サンシャインラビッツに所属していた梅本(旧姓)恵里[要出典]

来歴

吹田市立東佐井寺小学校出身[4]吹田市立佐井寺中学校に入学する[5]と兄弟揃ってバスケ部に入部するも、すぐに"友達が多く所属していた"卓球部に編入部する[1]。卓球では吹田市選抜に選ばれるほどであった。中学3年時SLAM DUNKに影響され、卓球から弟の譲次が所属するバスケ部へ再び入る[1]。つまり本格的にバスケを始めたのはこの14歳の時である。

2000年、弟の譲次とともにスカウトされ京都府の名門である洛南高等学校へ越境入学[1]。同期に横尾達泰がいた。弟の譲次とツインタワーとして活躍し、2002年高校3年時ウィンターカップ2002初優勝、同年高知国体高校男子の部優勝[5][1]。2002年ジュニア日本代表に選出されている[4]

2003年、弟の譲次とは別の大学である慶應義塾大学総合政策学部へ進学、慶大バスケ部に所属する[1][6]。同期に酒井泰滋がいる。同年チームを11年ぶりに関東1部昇格に導き[6]、2004年シーズンは昇格1年目で慶大を関東1部優勝と45年ぶりのインカレ優勝の、いわゆる「二冠」に導き、リバウンド王も獲得した[5]。2005年にリバウンド王を獲得。2006年はインカレ準優勝[5]、リバウンド王および敢闘賞を獲得。特に2007年大学4年時にオールジャパンベスト8に貢献し、準々決勝で弟の譲次のいる東海大学に敗れたものの自身は弟の譲次とともにベスト5に選出された[7]

ユニバーシアード代表には弟の譲次とともに2003年大学1年から選出[4]。日本代表には2004年大学2年からジェリコ・パブリセヴィッチHCに抜擢され、2006年世界選手権2006年アジア大会のメンバーに選ばれた[4][2][5]。2007年にはU-24日本代表としてユニバ・バンコク大会に出場し[8]、ベスト4入り。

2007年、アイシンシーホース(現シーホース三河)とプロ契約を結び入団[5]。2007-2008のレギュラーシーズンではAvg.1.77でブロックショットリーダーとなり、これらの活躍により弟の譲次とともにJBL新人王、ベスト5に選出された[9]。2008-2009のレギュラーシーズンで、Avg.1.89で2年連続でブロックショットリーダーとなり、MVPを初受賞[9]。翌2009-2010年も2年連続でMVPを受賞、ブロックショット王及びベスト5もルーキーイヤーから3年連続で選出された[9]

日本代表にも引き続き選出され、2007年アジア選手権/2010年アジア選手権に出場した。2010年7月、NBAサマーリーグミネソタ・ティンバーウルブズの一員として参加している[10]

2011年、さらなる成長を目指してトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)に移籍[9]。2011-12シーズン、自身初の大怪我を負い離脱したが終盤には復帰し、同シーズンでの優勝に貢献した[9]。ただ以降も怪我を多く経験している[11]。2013年のNBLオールスターに選出されている[12]

2014年、アイシンや日本代表で共にプレーした佐古賢一が率いるNBLに新たに参入する広島ドラゴンフライズへ移籍[11]、この年にチーム史上初のオールジャパン決勝進出に貢献し自身もベスト5に選出された[13]。PO進出にも貢献したが、PO初戦で右アキレス腱の断裂により離脱した[14]

記録

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
JBL 2007-08 アイシン 35 35.3 .549 .415 .719 9.7 1.1 0.8 1.8 1.2 14.3
JBL 2008-09 35 37.7 .565 .403 .805 10.0 1.1 0.6 1.9 1.6 18.3
JBL 2009-10 42 38.0 .539 .246 .661 11.0 1.2 0.8 2.0 1.6 15.8
JBL 2010-11 36 37.2 .578 .353 .741 11.0 1.6 0.6 1.8 1.8 16.8
JBL 2011-12 トヨタ東京 36 23.3 .543 .000 .727 6.8 1.2 0.5 1.2 1.1 10.6
JBL 2012-13 38 25.2 .472 .000 .605 7.2 0.9 0.7 1.0 1.2 9.3
NBL 2013-14 37 18 21.6 .607 .333 .676 6.8 0.7 0.5 0.8 0.9 10.7
NBL 2014-15 広島 46 31.8 .526 .357 .771 8.4 1.4 0.7 0.9 1.3 14.0
NBL 2015-16

個人タイトル・表彰

  • JBLプレーオフMVP - 1回(2008年)
  • JBLレギュラーシーズンMVP - 2回(2008年、2009年)
  • JBL新人王 - 2007年
  • JBLベスト5 - 3回(2007年、2008年、2009年)
  • JBLブロックショット王 - 3回(2007年、2008年、2009年)
  • 天皇杯ベスト5 - 6回(2007年、2009年、2010年、2011年、2012年、2015年)

ギャラリー

  • 2008年アイシン時代
    2008年アイシン時代
  • 2012年トヨタ時代
    2012年トヨタ時代

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f “バスケットボールの洛南高OB、竹内兄弟の紹介”. 京都新聞. 2014年7月15日閲覧。
  2. ^ a b “日本代表チーム情報”. TBS. 2014年7月15日閲覧。
  3. ^ “バスケ男子「黄金世代」 竹内兄弟 TAKEUCHI BROTHERS”. 京都新聞. 2014年7月15日閲覧。
  4. ^ a b c d “情報”. 竹内公輔facebook. 2014年7月15日閲覧。
  5. ^ a b c d e f “竹内 公輔選手が入団”. アイシンシーホース (2007年2月6日). 2014年7月15日閲覧。
  6. ^ a b “慶大、圧勝!11年ぶりに1部復帰!”. 慶應スポーツ. 2014年7月15日閲覧。
  7. ^ “第82回天皇杯・第73回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会”. 日本バスケットボール協会. 2014年7月15日閲覧。
  8. ^ “竹内兄弟の合流した男子U-24代表、快進撃中!”. J SPORTS (2007年8月17日). 2014年7月15日閲覧。
  9. ^ a b c d e “【男子バスケ】JBLファイナル・トヨタ竹内公輔「古巣に勝ててよかったです」”. スポルティーバ (2012年4月24日). 2014年7月15日閲覧。
  10. ^ “日本代表・竹内公輔がウルブズメンバー入り”. スポーツニッポン (2012年7月13日). 2014年7月15日閲覧。
  11. ^ a b “7/25竹内公輔選手、栗野譲選手新入団会見詳細”. 広島ドラゴンフライズ公式 (2014年8月3日). 2014年8月3日閲覧。
  12. ^ “NBL/NBDLオールスターファン投票最終結果発表”. BASKETBALL SPIRITS (2013年11月11日). 2014年7月15日閲覧。
  13. ^ “試合日程・結果”. 第90回天皇杯・第81回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会. 2015年6月2日閲覧。
  14. ^ “#10 竹内公輔選手負傷のお知らせならびに5/16(土)ファン感謝祭・感謝の集い欠席のお知らせ”. 広島ドラゴンフライズ. 2015年6月2日閲覧。

関連情報

TV出演

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、竹内公輔に関連するカテゴリがあります。
  • 竹内公輔 - B.LEAGUE
  • 選手スタッツ
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宇都宮ブレックス 2023-24
スタッフ
選手
G
F
F/C
  • 10 竹内公輔
栃木ブレックス 2016-17 Bリーグ優勝

0 田臥勇太 キャプテン | 3 前村雄大 | 4 ジェフ・ギブス | 9 遠藤祐亮 | 10 竹内公輔 | 11 須田侑太郎 | 13 渡邉裕規 | 15 青木ブレイク | 21 橋本晃佑 | 24 トミー・ブレントン | 25 古川孝敏(チャンピオンシップMVP) | 27 熊谷尚也 | 31 門馬圭二郎 | 32 ライアン・ロシター | 46 生原秀将 | 91 落合知也 | コーチ:トーマス・ウィスマン

宇都宮ブレックス 2021-22 Bリーグ優勝
 
日本代表 - 出場大会
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2006 世界選手権
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2006 アジア競技大会
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2010 アジア競技大会
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2014 アジア競技大会 33位 銅メダル
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2016 リオデジャネイロ五輪世界最終予選
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2017 アジアカップ
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2019 ワールドカップ
 
記録
日本バスケットボールリーグ ルーキー・オブ・ザ・イヤー
日本リーグ
1970年代
  • 70-71 阿部成章
  • 71-72 三浦真造
  • 72-73 土田真嗣
  • 73-74 藤本裕
  • 74-75 尾鷲邦男
  • 75-76 沼田宏文
  • 76-77 村上一義
  • 77-78 該当者なし
  • 78-79 加藤伸樹/蛭川敏明
  • 79-80 岡山恭崇
1980年代
1990年代
旧JBL
2000年代
JBL
2000年代
2010年代
NBL
2010年代
日本リーグ
1970年代
1980年代
  • 80-81 ラリー・ジョンソン
  • 81-82 ラリー・ジョンソン
  • 82-83 岡山恭崇
  • 83-84 ラリー・ジョンソン
  • 84-85 三神雅明
  • 85-86 ラリー・ジョンソン
  • 86-87 中島康行
  • 87-88 三神雅明
  • 88-89 テッド・ヤング
  • 89-90 クレアランス・マーチン
1990年代
旧JBL
2000年代
JBL
2000年代
2010年代
NBL
2010年代
JBL
NBL
東京運動記者クラブバスケットボール分科会選出 年間ベスト5賞男子
1980年代
1981年度
1982年度
1983年度
1984年度
1985年度
1986年度
1987年度
1988年度
  • 池内泰明
  • 中島康行
  • 大野和也
  • D.ウィルキンソン
  • C.マーチン
1989年度
  • 池内泰明
  • C.マーチン
  • J.ウイルクス
  • 村田健一
  • 辻村浩
1990年代
1990年度
1991年度
1992年度
1993年度
1994年度
1995年度
1996年度
1997年度
1998年度
1999年度
2000年代
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年代
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度