PCfan

曖昧さ回避 この項目では、パソコン雑誌について説明しています。その他の用法については「PCファン」をご覧ください。

PCfan(ピーシーファン)は、毎日コミュニケーションズ(現:マイナビ出版)が発行していたパソコン雑誌

なお「PCfan」ブランド自体は、2015年現在も「マイナビムック」の1ブランドとして存続しているが[1]、当項目ではパソコン雑誌時代を主題として解説する。

概要

パソコン総合誌として1993年12月創刊。当初は月刊誌であったが、後に月2回刊となった。2009年3月から再び月刊誌となり、付録を付けたこともあったが、読者のニーズが多様化したこともあり、2011年7月23日発売の2011年9月号をもって雑誌としては休刊となった[2]

通常の定価は初期の頃は380円であったがその後は390円、再月刊化後は670円であった。

発売日は月2回刊時代は毎月15・29日、再月刊化後は毎月29日発売であったが、末期は24日発売であった。

表紙は初期の頃は男性芸能人も表紙になることがあり、創刊号の表紙は松村邦洋であった。その後は女性芸能人(特に若手の女優アイドル)の起用を主体とし、月2回刊以降は男性芸能人はあまり起用されなくなり、程なくして女性芸能人のみの起用となった。なお、末期は女性声優が表紙になることがほとんどであり、最終号の表紙は藤田咲三上枝織であった。

発行部数は2010年時点で公称15万部[3]。月2回刊時代は完売になることもあった[4][5]

姉妹誌には「PCfan DOS/V SPECIAL」(後の「DOS/V SPECIAL」。2006年9月休刊)があった。なお、「Mac Fan」との関連はない。

略歴

  • 1993年12月 - 月刊誌として創刊。定価は380円
  • 1995年11月 - 姉妹誌として「PCfan DOS/V SPECIAL」創刊。
  • 1996年4月 - 月2回刊になる。毎月15・29日発売。
  • 2007年12月15日 - 表紙デザインをリニューアル。
  • 2009年3月 - 再び月刊誌にリニューアル。毎月29日発売。同時に定価を670円に改訂[6]
  • 2010年1月29日 - 文字サイズ変更など、誌面リニューアル[7]
  • 2010年12月24日 - 発売日を毎月24日に変更[8]
  • 2011年7月 - 休刊。これにより、マイナビから専門誌以外のパソコン雑誌市場から撤退する。これ以降、マイナビムックでの刊行となる。

脚注

  1. ^ PCセキュリティ“超" 向・上・計・画 (マイナビムック PCFan) - Amazon.co.jp
  2. ^ 雑誌『PCfan』の休刊のお知らせ 2011年6月
  3. ^ PC・インターネット情報系雑誌の案内・誌面比較 - Weekly雑誌ニュース
  4. ^ PC専門誌「PCfan」が完売 - マイナビニュース 2006年8月16日
  5. ^ パソコン総合誌「PCfan」1/1.15合併号が完売 - マイナビニュース 2009年1月27日
  6. ^ PCfan月刊化のお知らせ - マイナビニュース 2009年3月27日
  7. ^ PCfan3月号 - 誌面リニューアル! 特集は新世代CPUを解剖/付録にPCクリーニングキット - マイナビニュース 2010年1月28日
  8. ^ 月刊パソコン総合誌『PCfan』 発売日変更のお知らせ - マイナビニュース 2010年12月6日

外部リンク

  • PCfan - 2011年7月29日時点でのウェブアーカイブ