鈴木貴雄

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鈴木 貴雄
基本情報
出生名 鈴木 貴雄
生誕 (1985-06-13) 1985年6月13日(39歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
ジャンル
職業 ドラマー
担当楽器
活動期間 2004年 -
レーベル Toy's Factory
事務所 Sony Music Artists
共同作業者 UNISON SQUARE GARDEN

鈴木 貴雄(すずき たかお、1985年6月13日[1] - )は、日本のミュージシャンドラマーゲーム実況者YouTuber。スリーピース・ロックバンドUNISON SQUARE GARDENドラムスとコーラスを担当しているほか、PACAO名義でYouTubeゲーム実況動画を投稿している。

人物

  • UNISON SQUARE GARDEN結成前は浪人しながら複数バンドを掛け持ちして活動していたが、USG結成を機に他バンドと予備校を同時に辞めて加入した[2]
  • ESP専門学校出身という誤った情報が出回っているが、ドラムを完全に独学で習得した自称「野良ドラマー」である。[要出典]
  • 好きな音楽は「ミッシェルとか、イエモンの時代のロックバンド」であり、特に黒夢のファンであることを公言している。また洋楽ではMuseのことを「世界で一番かっこいいスリーピースバンド」と評している。[要出典]
  • 2014年よりSchroeder-HeadzのサポートでマレーシアのJAZZ FESTIVALに出演するなど、サポートミュージシャンとしても活動している。

服作り

  • UNISON SQUARE GARDENではドラマーという役割のほか、バンドのグッズ開発も手掛けている。
  • 2020年に「ストフ(STOF)」の谷田浩によるブランド「ストラマ(STORAMA)」の他業種コラボプロジェクト「SESSIONS」でコラボアイテムを販売[3]
  • 2021年に、谷口浩と共に新レーベル・パンタレイ(PANTARHEY)をスタートした[4]
  • ストフへの愛は「少しネガティブな言い方をすると99%これしか着れない」と言うほどである[5]

使用機材

  • 自分の使う楽器に制限を作りたくないという思いからエンドース契約をしていない[6][7]
  • 「自分の叩くバック・ビートをお客さんに視覚でも感じてほしい」という理由から、通常はバスドラムの上に置かれるタムを、通常のフロアタムの位置にセットしている[8]。通常のセッティングではタムに隠れてスネアドラムを叩いている手元が見えずらいが、フロアタムの位置にセットすることでしっかりとスネアドラムを叩いている手元が見ることが出来る。2015年頃までは一般的なワンタムセッティングだったが、2016年頃に上記の理由からスネアと同じ高さまでタムの位置が下がった後、2016年頃にその位置に移動した。しかし、2024年 Revival Tour "Catcher In The Spy"より、通常のワンタムセッティングになる場合も登場している。
  • シンバルは鈴木が良いと思ったサウンドのモデルを自由に配置していくためにメーカーはバラバラ[8]であったが、現在はMEINLのみ使用している。
  • シンバルワッシャーには、CYMPADのクロマティクスを使用している。上はブルー、下はイエローやグリーンなどを使用している。
  • スネア、タム、フロアタムは、ガムテープでのミュートや、布をクリップで止めてミュートしている。以前はムーンジェルでミュートしていた[7]
  • バラード等では、スネアにリングミュートを使用する場合もある。
  • スタンドなどのハードウェアは基本的にDWのものを使用している。
  • シンバルは裏面をテープでミュートしている。
  • TOUR 2018「MODE MOOD MODE」、TOUR 2019「MODE MOOD MODE ENCORE」では、LPのボンゴ、ヴィブスラップ、サンバホイッスルを使用したドラムソロを披露した。
ドラムセット
  • Ludwig ビスタライト (3rd アルバム頃まで)
  • DW Collector's Maple (Natural to Regal Blue Fade) バスドラム 22"×16"、タム 12"×8"、フロアタム 16"×14"(4th アルバム頃〜2024年現在)
    鈴木曰く「アタックとローエンド、音量に優れている。」[6]
    ライブ、レコーディング共に不動のメイン・キットとして活躍している。
スネアドラム
  • Pearl ウルトラキャスト アルミ 14"x5"(2014年頃)
  • Pearl リファレンス ブラス 14"×6.5"(2014年〜2016年頃)
  • Slingerland ブロンズ 1970年製 14"×6" (2016年頃)
    本人曰く「暖かくスカーンと上に抜ける音。ただギュッとした中域の音が弱い。」[6]
  • GOSTRAY EVO メイプル 14"×6.5"(2017年〜2019年頃)
    本人曰く「メイプルらしい明るい音色で、鳴らしたいサウンドがすべて鳴ってくれる。」[8]。ヘッドはアクエリアンのテクスチャー・コーテッドを使用していた。
  • DW ブラス 14"×4"(2019年頃)
  • British スチール 14"×6.5"(2024年現在)[9]
    本人曰く「50台試奏して出会ったやつ。RECでも使ったけど完璧だった。スチールスネアの個人的答え。」。ヘッドはREMOを使用。コーテッドをやすりではがして使用している[10]
ハイハットシンバル
  • Zildjian 14" new beat(2014年〜2016年頃)
  • AGEAN 14" extreme(2014年〜2016年頃)
    トップをAGEAN extreme、ボトムをZildjianニュービートにして使用していた[6]
  • SABIAN 14" Crescent Element(2019年〜2021年頃)
  • MEINL 14" Byzance Traditional Medium(2017年〜2019年頃、2021年〜2024年頃)
  • MEINL 14" Byzance Vintage Pureをトップ、MEINL 14" Byzance Mediumをボトムに使用。(2024年現在 Revival Tour "Catcher In The Spy"より)[9]
    ハイハットクラッチはPearlのHCL-205QRを使用。
    本人自らドリルで穴を空けている。本人曰く「アタックとハイはそのままに音量を下げたかったのだけど完全に意図通りにハマった。ガムテで止めるとハイも消えちゃう。」[11]
クラッシュシンバル
  • Zildjian 16" 18"­­ A rock(2014年頃)
  • Zildjian 16" 18" A Medium(2016年頃)
  • AGEAN 17" 18" extreme(2016年頃)
  • MEINL 16" Byzance Medium Thin(2018年頃)
  • MEINL 20" Byzance Vintage(2018年頃)
  • MEINL 16" Byzance Jazz Medium Thin(2019年頃)
  • MEINL 18" Byzance Vintage Sand Thin(2019年〜2024年現在)
  • MEINL 18" Byzance Vintage Pure Trash(2024年4月4日 Revival Tour "Catcher In The Spy" 〜 2024年5月8日 “流星前夜 -rebirth-”で使用)[9]
    穴あきのシンバル。10個の穴が空いている。
ライドシンバル
  • PAISTE 22" スチュワートコープランド big blue bell(2014年頃)
  • Zildjian 20" A ロック(2016年頃)
  • MEINL 20" Byzance Traditional Medium(2018年頃)
  • MEINL 21" Byzance Traditional Heavy(2019年頃〜2024年現在)
スプラッシュシンバル
  • Zildjian 8" ZHT(〜2016年頃)
  • Zildjian 10" A(〜2016年頃)
  • MEINL 10" Classic Custom(2016年頃〜2024年現在)
    2016年頃まではZildjianの8インチと10インチをセットしていたが、2016年以降はMEINLの10インチ1枚のみ。
チャイナシンバル
  • PAISTE 20" the paiste(2014年頃)
  • Zildjian 18" Fx Oriental China Trash(2014年〜2018年頃)
  • MEINL 20" Byzance Traditional(2018年頃〜2024年現在)
タンバリン
  • Pearl ホワイト(〜2012年頃)
  • LP レッド(2012年〜2015年頃)
  • MEINL TMT2BK ブラック(2015年頃〜2024年現在)
  • Roland SPD-1P(2024年 Revival Tour "Catcher In The Spy"で使用)[9]
    曲によってタンバリンの音色・音量などを切り替え使用。曲によってはカウベルに割り当てても使用していた。
フットペダル
  • DW 5002 TD4(〜2019年)
    真円カム。フットボードに滑り止めのシートを貼っていた。
  • DW 9002(2019年〜2024年現在)
ビーター
  • DW SM101
    右足はフェルト面、左足はプラスチック面を使用していた。
  • DW CB900AS(2023年頃)
    右足に逆向きで使用。
  • Kitano K-BTI F3500(2024年現在)
    左足に使用。
  • Low Boy Lightweight – Ukraine donation custom color – wood(2024年現在 Revival Tour "Catcher In The Spy"より)[9]
    右足に使用。
スティック
  • PROMARK rock 747(2014年頃)
  • Pearl 9STH(2016年頃)
  • LOSCABOS Shotguns(2016年頃)
    チップがないモデル。左手のみに使用していた。
  • PROMARK HOT RODS
    たらればわたがし」などでレコーディング、ライブ共に使用。
  • LOSCABOS LCD5BH 5B ヒッコリー(2017年頃)
  • LOSCABOS LCD5AH 5A ヒッコリー(〜2024年頃)
  • LOSCABOS 7A(2024年現在)[9]
    スティックケースはLUDWIGの物を使用。
サンプリングパッド
  • Roland SPD-SX(〜2024年現在)
    同期音源を再生する曲[注 1]を演奏する際に使用する。ピアノなどの同期音源を流すのに使用。叩くと同期音源が流れるようになっている。
ヘッドホン
  • SONY MOR-C900STE(〜2024年現在)
    同期音源を再生する曲 (脚注1を参照)を演奏する際に使用するヘッドホンで、クリックが流れている。
    同期音源を使用しない曲から使用する曲へと続ける際は、スタッフがヘッドホンを付け外しすることがある。
スタックシンバル
  • SABIAN HH 14"&12" Max Stax(2016年頃〜2021年)
    ネジをきつく締めており、歯切れの良い機械的な音の重ねシンバル。
    「アトラクションがはじまる(they call it “NO.6”)」「サンタクロースは渋滞中」「Own Civilization (nano-mile met)」「MIDNIGHT JUNGLE」等で使用。「オトノバ中間試験」ではライブでのみ使用。
    2021年にセットから外されている。
カウベル
  • LPのものを使用していた。
    フロアタム付近に設置。ハイハットの上のタンバリンの横に設置していた時期もあった。現在はセットから外されている。

「PACAO」名義での活動

PACAO
YouTube
チャンネル
  • PACAO
活動期間 2020年2月29日 -
ジャンル ゲーム実況
登録者数 1.53万人
総再生回数 1,781,213回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年6月13日時点。
テンプレートを表示

ゲーム実況

  • 大のゲーマーであり、特に『スプラトゥーン』シリーズは全国ランキング800万人中、2000位以内にランクインするほどの腕前。2019年には友人と共にチーム「スナッ区・シジマ駅」を結成し、公式大会である「スプラトゥーン甲子園2019」に出場した(3回戦敗退)[12]
  • 2020年2月29日よりYouTubeチャンネル「PACAO」でゲーム実況者として活動開始[13]
  • YouTubeではスプラトゥーン2や、リトルナイトメア2、ピクミンデラックス3などの生配信、実況動画の公開を行っている。
  • USGのドラマーとしての活動やその他音楽活動では自らを「ヒト状態」、スプラトゥーンなどゲーム関連の活動をする時は「イカ状態」と呼んで使い分けをしており、自身のTwitterのプロフィールやYouTubeチャンネルの概要欄などに度々登場する言葉である。(「イカ状態」に関しては、主にプレイしているゲームがスプラトゥーンでありイカをモチーフにした作品ということに由来している)[要出典]
  • 「PACAO」名義でスプラトゥーンの大会である「PACAO CUP」を主催している[14]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ “UNISON SQUARE GARDEN | TOY'S FACTORY”. www.toysfactory.co.jp. 2021年9月30日閲覧。
  2. ^ “『UNISON SQUARE GARDEN』の結成、そしてこれから|読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる”. 読むらじる。|NHKラジオ らじる★らじる. 2021年10月1日閲覧。[リンク切れ]
  3. ^ FASHIONSNAP.COM (2020年2月28日). “「ストラマ」が他業種とのコラボプロジェクト発表、第1弾はユニゾンの鈴木貴雄がデザイナーに”. FASHIONSNAP.COM [ファッションスナップ・ドットコム]. 2021年10月1日閲覧。
  4. ^ “ストフ : STOF - ファッションプレス”. www.fashion-press.net. 2021年10月1日閲覧。
  5. ^ “公式ブログ”. 2021年11月15日閲覧。
  6. ^ a b c d “UNISON SQUARE GARDEN - official web site”. UNISON SQUARE GARDEN - official web site. 2024年1月25日閲覧。
  7. ^ a b “UNISON SQUARE GARDEN - official web site”. UNISON SQUARE GARDEN - official web site. 2024年1月25日閲覧。
  8. ^ a b c “鈴木貴雄's DRUM KIT | ドラマガWeb” (2020年7月15日). 2021年10月7日閲覧。
  9. ^ a b c d e f “鈴木貴雄(UNISON SQUARE GARDEN dr.) / X” (2024年4月4日). 2024年4月4日閲覧。
  10. ^ “鈴木貴雄(UNISON SQUARE GARDEN dr.) / X” (2024年3月16日). 2024年4月4日閲覧。
  11. ^ “鈴木貴雄(UNISON SQUARE GARDEN dr.) / X”” (2024年5月29日). 2024年6月17日閲覧。
  12. ^ ファミ通.com (2019年8月3日). “スプラトゥーン甲子園にUNISON SQUARE GARDENの鈴木貴雄が本気で挑んでいた! トップアーティストのガチすぎるエピソードを訊く”. 2019年8月3日閲覧。
  13. ^ “PACAO - YouTube”. www.youtube.com. 2021年9月30日閲覧。
  14. ^ “https://mobile.twitter.com/pacaocup2”. Twitter. 2021年9月30日閲覧。

外部リンク

  • UNISON SQUARE GARDEN OFFICIAL SITE
  • PACAO - YouTube
  • 鈴木貴雄 (UNISON SQUARE GARDEN) - YouTube
  • 鈴木貴雄 (UNISON SQUARE GARDEN dr.) (@SUZUK1TAKAO) - X(旧Twitter)
  • PACAO (@Pacashelter) - X(旧Twitter)
  • PACAO_スプラ (@PACAO_SPLATOON) - X(旧Twitter)
  • PACAO - note
メンバー

斎藤宏介 (Vocal, Guitar) - 田淵智也 (Bass, Chorus) - 鈴木貴雄 (Drums, Chorus)

自主制作

1.1st demo - 2.センチメンタルピリオド

シングル
CD
配信

1.MR.アンディ -party style- - 2.Silent Libre Mirage - 3.Nihil Pip Viper

アルバム
ミニ
フル

1.UNISON SQUARE GARDEN - 2.JET CO. - 3.Populus Populus - 4.CIDER ROAD - 5.Catcher In The Spy - 6.Dr.Izzy - 7.MODE MOOD MODE - 8.Patrick Vegee - 9.Ninth Peel

ベスト
トリビュート
映像作品

1.ONEMAN TOUR 2012 SPECIAL 〜Spring Spring Spring〜 at ZEPP TOKYO 2012.04.21 - 2.CIDER ROAD TOUR 2013 @ NHK HALL 2013.04.10 - 3.LIVE SPECIAL “fun time 724” at Nippon Budokan 2015.7.24 - 4.TOUR 2016 “Dr.Izzy” at Yokosuka Arts Theatre 2016.11.21 - 5.TOUR 2018 “MODE MOOD MODE” at Omiya Sonic City 2018.06.29 - 6.15th Anniversary Live『プログラム15th』at Osaka Maishima 2019.07.27 - 7.「Bee-side Sea-side U-side」at Zepp Tokyo 2019.10.16 - 8.TOUR 2021「Normal」at KT Zepp Yokohama 2021.03.02 - 9.Revival Tour “Spring Spring Spring” at TOKYO GARDEN THEATER 2021.05.20 - 10.Revival Tour “CIDER ROAD” at TOKYO GARDEN THEATER 2021.08.24 - 11.UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021-2022『Patrick Vegee』 at TOKYO GARDEN THEATER 2022.01.26 - 12.UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022『kaleido proud fiesta』 at Fuchu no Mori Arts Theater 2022.09.20 - 13.UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2023 “Ninth Peel” at TOKYO GARDEN THEATER 2023.07.01