裁決
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裁決 (さいけつ)とは、行政庁の法律上の争訟に対する裁断行為である。 特に、行政不服審査法では、審査請求又は再審査請求に対してする裁断行為を呼んでいる。異議申立てに対する裁断行為は決定と呼ばれる。裁定ともいう。
裁決の種類
- 却下裁決
- 棄却裁決
- 事情裁決
- 認容裁決
- 変更裁決
裁決の効力
- 一般的効力
- 公定力
- 不可争力
- 執行力
- 特性的効力
- 不可変更力
- 形成力
- 原処分が取り消されると、その効力が直ちに、遡及的に失われること。
- 拘束力
参考: 行政行為#効力
行政不服審査法
- 裁決(40条)
- 裁決の方式(41条)
- 裁決の効力発生(42条)
- 裁決の拘束力(43条)
- 審査庁の裁決(51条)
用語
- 裁決主義
- 法律により、処分の取消しの訴えを認めず裁決の取消しの訴えのみを認めること。その場合でも、裁決の取消しの訴えで原処分の瑕疵を主張することは出来る。
- 裁決の取消しの訴え
- 裁決の申請
- 緊急裁決
- 収用裁決
- 補償裁決
外部リンク
- 『裁決』 - コトバンク
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