緊急交通路

標識東京都杉並区

緊急交通路(きんきゅうこうつうろ)は、災害対策基本法第76条第1項に基づき、災害応急対策の的確かつ円滑な実施のために、一般車両の通行の禁止・制限を交通管理者(公安委員会)が路線と区間を指定して実施するものである。

通行可能車両

  • 緊急自動車(救急・消防・警察等)
  • 災害応急対策を実施する車両(標章と証明書が交付される)
    • 災害応急対策とは、災害対策基本法50条における警報の発令、避難の勧告・指示、消防・水防、救難・救助、応急復旧、犯罪予防、緊急輸送の確保等で指定(地方)行政機関、指定(地方)公共機関等に実施責任がある。東日本大震災においては、燃料が不足したことよりタンクローリー車にも交付された[1]

実施例

現状


脚注

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  1. ^ “東日本大震災における警察活動に係る検証と今後の災害対策について”. 警察庁. 2012年10月6日閲覧。
  2. ^ https://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/traffic/koutu_kisei/koutsukisei.pdf
  3. ^ “東日本大震災直後の緊急交通路としての高速道路”. 予報時報 日本損害保険協会. 2012年10月6日閲覧。
  4. ^ https://web.archive.org/web/20120315024545/http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/shinsai_kisei/top.htm
  5. ^ “南海トラフ地震の交通規制予定路線2015年3月 = 時事ドットコム 時事通信社”. 2015年4月2日閲覧。
  6. ^ 警察庁. “南海トラフ地震発生時の交通規制計画”. 2021年10月28日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 警視庁
  • 警察庁