東日本入国管理センター

出入国在留管理庁入国者収容所
東日本入国管理センター
Higashi-Nihon Immigration Center
東日本入国管理センターへの公道からの入口部
東日本入国管理センターへの公道からの入口部
地図
北緯35度58分12秒 東経140度12分42秒 / 北緯35.97000度 東経140.21167度 / 35.97000; 140.21167
日本の旗 日本
所在地 〒300-1288 茨城県牛久市久野町1766-1
設立年 1993年
ウェブサイト www.immi-moj.go.jp/soshiki/kikou/center1.html

東日本入国管理センター(ひがしにほんにゅうこくかんりセンター、英語:Higashi-Nihon Immigration Center)とは、茨城県牛久市にある法務省出入国在留管理庁管轄の入国者収容所
別称牛久法務総合庁舎(うしくほうむそうごうちょうしゃ、英語:Ushiku Immigration Detention Facilliy)で、通称牛久入管(うしくにゅうかん)や牛久収容所(うしくしゅうようじょ)、また、単に牛久(うしく)。

全国に2カ所ある入国管理センターのうちの1つ(もう一つは長崎県大村市にある大村入国管理センター[1]

2021年9月現在、約20名の外国人が収容されている[2]

略史

生活

  • 20畳ほどの広さの大部屋に収容される[2]
  • 医療:非常勤医師1名。
    • 外部機関での医療診察:所持金5万円以上が必要。両手錠、腰縄付きで連行。
  • 運動:月曜-金曜(祭日は除く)、30-40分
  • 施設内から国際電話をかけることが可能でテレホンカードも購入できるが、電話番号は暗記したもののみである[2]
  • 面会は透明な板で隔てられマイクでの会話となる[2]

人権問題

  • 被収容者への人権配慮について弁護士会、国際人権団体、活動家団体から批判されている。
  • 2011年8月に、中国人の被収容者の一人に対し、巡回していた職員が「外国人いじめは楽しい」などの暴言を行っていたことが判明している[4]

施設

  • 公共交通でのアクセス:JR常磐線牛久駅より関東鉄道バス牛久浄苑行、「農芸学院前」下車
  • 執務時間:8:30-12:00, 13:00-17:30 (土・日曜日,休日を除く)
  • 面会受付時間:9:00-12:00, 13:00-16:00 (土・日曜日,休日を除く)
  • 業務内容:収容・送還[5]
  • 収容定員:700名
  • 懲罰房
  • 食堂
  • 売店

脚注

  1. ^ 組織・機構 出入国在留管理庁
  2. ^ a b c d e “北方領土から泳いだロシア男性、茨城に移送 故郷の母に電話も:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年10月10日閲覧。
  3. ^ 入国者収容所東日本入国管理センターにおける被収容者死亡事件に関する会長声明 東京弁護士会(2018年04月25日)
  4. ^ 入管職員「外国人いじめ楽しい」支援団体の抗議受け謝罪 共同通信 2011年10月13日
  5. ^ 東日本入国管理センター 入国管理局

関連項目

外部リンク

  • 東日本入国管理センター
  • 牛久入管収容所問題を考える会
  • 牛久入管収容所問題を考える会 (@kimiko_tanaka) - X(旧Twitter)
  • 被収容者処遇規則
  • ドキュメンタリー映画「牛久」HP
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外局
関連項目
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