撃滅の歌

撃滅の歌
監督 佐々木康
脚本 津路嘉郎、平山清郎
製作 新藤健
音楽 万城目正
主題歌 「米英撃滅の歌」
撮影 猪飼助太郎
製作会社 松竹大船
配給 映画配給社
公開 1945年3月29日
上映時間 71分[1]/61分[2] (9巻)[3]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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撃滅の歌』(げきめつのうた)は、第二次世界大戦末期の1945年3月に公開された日本ドラマ映画佐々木康監督の作品で、出演は高峰三枝子轟夕起子月丘夢路藤原義江増田順二笠智衆など。 音楽学校で同窓生だった3人の女学生たちが、卒業後、戦時下でそれぞれの人生を送る様子を描きながら、音楽を通しての戦意高揚を狙った国策映画である。

本作は、『米英撃滅の歌』として1944年10月の公開が新聞紙上などで予告されていた。また、挿入歌とされた野口米次郎作詞、山田耕筰作曲の楽曲「米英撃滅の歌」のレコードは1944年のうちにリリースされた[4]

あらすじ

昭和14年度に音楽学校を卒業した同窓生の3人の娘たちは、生まれ育ちも、性格も、卒業後の進路も異なっていた。千鶴はジャズを志して上海へ渡り、弓子は作曲家と結婚して藤原歌劇団に入り、美穂は郷里で音楽教師となった。しかし、日米開戦の日、3人は卒業以来の再会を果たすことになる。...[2]

キャスト

出典

  1. ^ 撃滅の歌 - allcinema
  2. ^ a b 公式ウェブサイト
  3. ^ 米英撃滅の歌 - 日本映画情報システム
  4. ^ “映画歌謡 米英撃滅の歌 松竹映画『米英撃滅の歌』挿入歌 1944年”. 辻田真佐憲. 2021年10月30日閲覧。

外部リンク

  • 『撃滅の歌』- 指田文夫の「さすらい日乗」
  • 辻田真佐憲「日本の軍歌 国民的音楽の歴史 軍需品としての音楽 第3回 国民的エンターテインメントの末路」、幻冬舎Plus、2015年9月2日