快楽党

快楽党
(フランス語:Parti du Plaisir)
党首:サンディ・リー
成立年月日:2001年
党本部所在地:BP 43, 94220 Charenton Cedex
政治的立場:寛容快楽主義自由連帯
色(イメージカラー):ピンク
ウェブサイト:党公式サイト

快楽党(かいらくとう, : Parti du plaisir)は、快楽主義を掲げるリベラルフランス政党である。

結党の目的

2001年にヌードダンサーやポルノ女優など性労働者の女性が中心となって設立された。Tバックブラジャー姿や、胸を露出した格好で選挙運動を行うなどしたことから、メディアで注目を浴びた。結党以来、党首はポルノ女優・ヌードダンサーのサンディー・リー (: Cindy Lee) が務めている。立党の目的は集団の利益よりも個人の幸福を追求することにあり、個々人が幸せになれる社会を目指している。

選挙結果

  • 2001年3月の統一地方選挙でパリ第5区に当時のパリ市長だったジャン・チベリに対抗してパリ市議候補を擁立しようとしたが、警察が公安を理由に同党候補の出馬を受理しなかった。
  • 2002年フランス大統領選挙にサンディー・リー党首が出馬表明したが、立候補に必要な500名の役職者からの公式な推薦が集まらず、出馬できなかった。
  • 2002年国民議会議員選挙(6月9日、16日投票)ではパリ第1区からリー党首が出馬し、157票 (0.41%) を獲得し、落選した。
  • 2004年3月のヴァル=ド=マルヌ県議会議員選挙ではアルクイユ市からリー党首が出馬し、152票 (1.78%) を獲得して、落選した。
  • 2007年フランス大統領選挙でもリー党首が出馬表明したが、立候補に必要な500名の役職者からの公式な推薦が集まらず、出馬できなかった。
  • 2007年国民議会議員選挙(6月10日、17日投票)ではパリ第5区からリー党首が出馬し、430票 (1.06%) を獲得して、落選した。

政策

  • 戦争をやめてセックスをしよう。
  • コンドームを1個0.1ユーロで配布する。
  • 孤独に悩む人や失恋者を救う救急車制度を創設する。
  • あらゆる性暴力と闘う。
  • 人種差別ユダヤ人差別、ゲイ嫌悪(: homophobie)、レズビアン嫌悪(: lesbophobie)と闘う。
  • 裸体になって行動できる公の場所をつくる。
  • 同性カップルに子どもを養子縁組する権利を与える。
  • 「愛の日」という休日をつくる。
  • すべての人に快楽を得られる権利を与える。
  • 大人も含めて性教育を強化する。中学校でも性教育を徹底して行う。
  • 刑務所の中にセックスができる面会所をつくる。
  • 高校でナンパを教える授業をつくる。
  • 原発遺伝子組み換え作物・反対。車の使用を減らす。
  • 長くフランスで暮らしている移民に投票権を与える。
  • 衛生・安全の観点から、売春宿を合法化する。

外部リンク

  • 快楽党 - オフィシャルサイト