宮川實
この項目では、経済学者について説明しています。騎手については「宮川実」をご覧ください。 |
宮川 實(みやかわ みのる、1896年2月19日 - 1985年10月21日)は、日本のマルクス経済学者。「宮川 実」とも。
来歴
山口県出身、東京帝国大学卒業。河上肇に師事。和歌山高等商業学校教授を経て、1939年立教大学教授。1942年治安維持法違反により入獄。戦後立教大学に復職、労働者教育協会会長を務めた[1]。
著作
単著
共著
単訳
- カール・マルクス『経済学批判』叢文閣、1926年
- アブラム・デボーリン(ロシア語版、英語版)『カントに於ける弁証法』(マルキシズム叢書 第5册)弘文堂、1926年12月
- カール・マルクス『労賃・価格および利潤』研進社(研進社対訳版 7)、1947年
- カール・マルクス『資本論』研進社 第一冊のみで中絶
共訳
- カール・マルクス(河上肇 共訳)『経済学批判序説』弘文堂書房(マルキシズム叢書 第6册)、1927年2月
- カール・マルクス(河上肇 共訳)『経済学批判』弘文堂書房、1927年11月
- カール・マルクス(河上肇 共訳)『資本論』岩波書店(岩波文庫既刊5冊で中絶)、1927年 改造社 第1巻上冊(下冊は校正中に刊行中止)
脚注
[脚注の使い方]
- 表示
- 編集