夕陽を追いかけて

夕陽を追いかけて
チューリップシングル
B面 別れはいつもものわかりがいい
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル J-POP
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 財津和夫
チャート最高順位
チューリップ シングル 年表
WELCOME TO MY HOUSE
1977年
夕陽を追いかけて
1978年
約束
1978年
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夕陽を追いかけて」(ゆうひをおいかけて)は、1978年6月20日に発売されたチューリップの通算14枚目のシングル

解説

年を重ねてしばらくぶりに訪れた故郷についての心境、両親への想いなどを歌っている。シングル曲として発売される以前にライブで先行して演奏されていた。

この曲はタイトルから先に出来た。財津和夫が仕事で東京から福岡へ飛行機で向かっていた時、窓から眺めた夕陽にふと「今、沈む夕陽を追いかけている。追いかけた先には故郷の福岡がある…」と思いを馳せて出来たという[1]

財津としては大切にしていた曲だったが、地味な曲で「求められてないなら、歌ってもしょうがない」と思い込み、ステージであまり歌わなくなったこともあった。しかし、TBS系音楽特番「クリスマスの約束」で小田和正がこの曲を歌い、小田もこの曲を気にかけていたということで、財津も勇気をもらうという形で近年は毎回のようにこの曲を歌うようになったと話している[1]

2012年の40周年ツアー(TULIP “THE LIVE” 40th memorial tour)では、この楽曲から着想された夕陽と海がビジュアルイメージとして用いられた(ただし、ライブでの演奏はなし)。

2000年頃にチューリップのエグゼクティブ・プロデューサーを務めていた三枝照夫は、この曲をチューリップのベスト曲として挙げた。

カップリング曲「別れはいつもものわかりがいい」は、財津和夫と姫野達也によるツインボーカル曲。

歌詞カード面には1978年に行われた鈴蘭高原でのコンサート(LIVE ACT TULIP IN SUZURAN 7・26 YOU'LL FIND ANOTHER SPACE!)告知がされている。

収録曲

全曲作詞:財津和夫 編曲:チューリップ

  1. 夕陽を追いかけて
  2. 別れはいつもものわかりがいい

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 東京新聞 2015年6月6日夕刊掲載「この道 財津和夫」
チューリップ
シングル
  • (私の小さな人生)
  • 魔法の黄色い靴
  • 一人の部屋
  • 心の旅
  • 夏色のおもいで
  • 銀の指環
  • 青春の影
  • ぼくがつくった愛のうた〜いとしのEmily〜
  • サボテンの花
  • 悲しきレイン・トレイン
  • 娘が嫁ぐ朝
  • 風のメロディ
  • ブルー・スカイ
  • WELCOME TO MY HOUSE
  • 夕陽を追いかけて
  • 約束
  • 虹とスニーカーの頃
  • I am the Editor〜この映画のラストシーンは、ぼくにはつくれない〜
  • さよなら道化者
  • ふたりがつくった風景
  • We Can Fly
  • 星空の伝言
  • 夏の夜の海
  • たったひとりのオーディエンス
  • 愛の迷路
  • it WAS love
  • もっと幸せに素直になれたら
  • アイ・アイ・アイ
  • 涙のパーティー
  • くちづけのネックレス
  • 愛の風
  • Morning Squall/愛になりたい
  • 抱きあって
  • 真っ赤な花と水平線
  • ストロベリー・スマイル
  • We believe in Magic
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  • この愛は忘れていいよ
  • あなたのいる世界
  • hope
  • 青春の影 vs 心の旅 2006 Anniversary Mix
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