勤行
勤行(ごんぎょう)とは、勤め励むこと。
仏教用語としては、仏教における実践徳目である波羅蜜のひとつ精進波羅蜜(しょうじんはらみつ。この場合は仏道修行に勤め励むこと)と同一視され、寺院や自宅の仏壇の前で時を定めて行う読誦・礼拝などの儀式をいう。お勤め(おつとめ)ともいう。
概要
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/88/Wood-Block_Print_of_The_Lotus_of_the_True_Law%2C_Chapter_XV_Duration_of_the_Life_of_the_Tath%C3%A2gata_%E5%A6%99%E6%B3%95%E8%93%AE%E8%8F%AF%E7%B5%8C_%E5%A6%82%E6%9D%A5%E5%AF%BF%E9%87%8F%E5%93%81%E7%AC%AC%E5%8D%81%E5%85%AD%E3%83%BB%E8%87%AA%E6%88%91%E5%81%88.jpg/220px-Wood-Block_Print_of_The_Lotus_of_the_True_Law%2C_Chapter_XV_Duration_of_the_Life_of_the_Tath%C3%A2gata_%E5%A6%99%E6%B3%95%E8%93%AE%E8%8F%AF%E7%B5%8C_%E5%A6%82%E6%9D%A5%E5%AF%BF%E9%87%8F%E5%93%81%E7%AC%AC%E5%8D%81%E5%85%AD%E3%83%BB%E8%87%AA%E6%88%91%E5%81%88.jpg)
勤行には、平時の日課として行われる日常勤行のほか、彼岸会、盂蘭盆会などの年中行事に行われるもの、故人の追善の法要として行われるものがある。
その意義については、仏教徒である事を自ら証するため、仏典に説かれる善業(ぜんごう)のひとつとしての実践などと説かれる。また追善法要として行うものは、善業を行った功徳を、故人の冥福を祈って回向するものである。また仏恩・師恩に対する報恩報謝、仏徳讃嘆の為に行うという意義も説かれる。
関連項目
勤行の作法は宗旨・宗派によって違う。また、地方によっても違う場合もある。
- 勤行 (天台宗)
- 勤行 (真言宗)
- 智山勤行式
- 勤行 (浄土宗)
- 勤行 (浄土真宗本願寺派)
- 勤行 (真宗大谷派)
- 勤行 (臨済宗)
- 勤行 (曹洞宗)
- 勤行 (日蓮宗)
- 勤行 (日蓮正宗)
- 遥拝勤行
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