京都府道53号網野岩滝線

主要地方道
京都府道53号標識
京都府道53号 網野岩滝線
主要地方道 網野岩滝線
路線延長 22.9605 km
制定年 1972年
起点 京丹後市網野町網野【北緯35度40分47.0秒 東経135度1分49.1秒 / 北緯35.679722度 東経135.030306度 / 35.679722; 135.030306 (府道53号起点)
終点 与謝郡与謝野町岩滝【北緯35度33分45.7秒 東経135度9分11.5秒 / 北緯35.562694度 東経135.153194度 / 35.562694; 135.153194 (府道53号終点)
接続する
主な道路
(記法)
国道178号
国道482号
都道府県道30号標識
京都府道57号弥栄本庄線
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京都府道53号網野岩滝線(きょうとふどう53ごう あみのいわたきせん)は、京都府京丹後市から与謝郡与謝野町に至る府道主要地方道)である。

概要

京丹後市網野町地区の市街地から同市弥栄町地区および大宮町五十河地区を経て与謝野町に至る起終点がいずれも国道178号の路線である。丹後半島を短絡する道路である性格から丹後地域の道路網の骨格として位置付けられ、沿線の随所で改良工事が進行している[1]

また、沿線には京丹後市役所網野庁舎および弥栄庁舎と与謝野町役場のほか、京丹後市立弥栄病院京都府立医科大学附属北部医療センターなどの医療拠点が立地しており、これらを連絡する道路として、緊急輸送道路に指定されている[1]

京丹後市弥栄町等楽寺地区。峠越えであるが2車線は確保されている

京丹後市網野町の市街地にある国道178号との交点を起点とし、東へ向かう。途中、未改良区間を挟み[1]ながら弥栄町地域に入り、道の駅丹後あじわいの郷を通過する。弥栄大橋で竹野川を渡ると、向きを南に変える。峠を2度越えると与謝野町に入り、再び国道178号と接続する。

路線データ

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男山交差点を終点とする網野岩滝線と延伸部分で2011年に全線が供用開始した岩滝海岸線について、与謝野町男山地内から与謝野町岩滝地内まで延伸部分の一部を供用開始する告示[2]後に発行された京都府の資料には終点を与謝野町男山と明記[1]しており、与謝野町発行の広報紙においては括弧書きで岩滝海岸線と表記[3]していることから、岩滝海岸線の名称としてここでは別路線として扱う。

網野岩滝線

  • 起点:京都府京丹後市長田交差点[座標 1]
  • 終点:京都府与謝郡与謝野町男山交差点[座標 2]
  • 路線延長:22.9605 km[4]

岩滝海岸線

  • 起点:京都府与謝郡与謝野町男山交差点[座標 3]
  • 終点:京都府与謝郡与謝野町岩滝[座標 4][2]
  • 路線延長:1.330 km[5]

歴史

本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として認定された網野五十河宮津線(あみのいかがみやづせん)の全線を前身としている。同法第56条の規定に基づき、主要な都道府県道として1971年の第3次主要地方道指定時に指定された。

年表

  • 1959年昭和34年)12月18日
    京都府が府道網野五十河宮津線として認定[6]。起点は網野町、終点は宮津市であった。
  • 1971年(昭和46年)6月26日
    建設省(当時)が府道網野五十河宮津線を府道網野岩滝線として主要地方道に指定[7]
  • 1972年(昭和47年)
    京都府が府道網野岩滝線を認定するとともに、府道網野五十河宮津線を廃止。
  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省から、府道網野岩滝線が網野岩滝線として主要地方道に再指定される[8]

路線状況

狭小な未改良区間は残るが、道路拡幅やバイパス道路の建設を推進し、順次供用を開始している[1]

また、京丹後市弥栄町和田野で国道482号丹後弥栄道路と接続を予定しており、2012年平成24年)は弥栄町側から築造工を進めるとしている[9]

バイパス

鳥取木橋工区(事業中)
道の駅丹後王国「食のみやこ」付近から溝谷バイパスの西側延長上に至る延長1,340mのバイパス道路として施工中。2012年(平成24年)度に供用開始予定[10]
溝谷バイパス
2001年平成13年)7月に弥栄町役場(当時)周辺を迂回する延長1,680mのバイパス道路として全線が供用開始[10]。主な構造物に弥栄大橋がある。
等楽寺工区
京丹後市弥栄町等楽寺に整備された。延長1,540mで現道の拡幅とバイパス道路の建設が併用されている。2006年(平成18年)7月21日に全線が供用開始[11]
堀越工区(事業中)
京丹後市弥栄町等楽寺に整備中。延長460mで2012年現在施工中。
久住工区(事業中)
京丹後市大宮町久住に整備中。延長1,560mで現道の拡幅とバイパス道路の建設が併用され、同時にほ場整備を進めている。2013年(平成25年)に供用開始予定[1]
延利工区
京丹後市大宮町延利に整備された。延長1,870mで2006年(平成18年)に全線が供用開始[1]
岩滝海岸線
終点から南へ延伸した区間。与謝野町岩滝の人家連担地域を通過する国道178号のバイパス機能を意図して建設された[12]バイパス道路で、京都府と与謝野町がそれぞれ整備事業を実施し、2011年(平成23年)6月21日に全線が供用開始した。整備延長は1,510mで、うち京都府道53号としての延長は1,330m、残りは南端附近で接続する与謝野町道平和通である[5]

重複区間

道路施設

弥栄大橋
京丹後市弥栄町和田野から溝谷にかけて竹野川を跨ぐ。溝谷バイパス整備の際に建設された。弥栄大橋の開通以前は上流側にある和田野大橋を経由し、弥栄町役場(当時)前を通過する経路としていた。

地理

通過する自治体

交差する道路

沿線にある施設など

自然

史跡

学校

  • 京丹後市立鳥取小学校
  • 京丹後市立溝谷小学校

金融機関・郵便局

神社・仏閣

  • 本覚寺
  • 等楽寺
  • 板列八幡神社

余暇・観光

  • 阿蘇シーサイドパーク

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g 平成23年度 公共事業評価調書 - 2012年8月15日閲覧
  2. ^ a b 平成21年7月24日京都府告示第380号
  3. ^ 広報よさの お知らせ版 第126号(平成23年6月10日発行) - 2012年8月16日閲覧
  4. ^ 京都府管理道路一覧 - 京都府ホームページ - 2012年8月15日閲覧
  5. ^ a b 岩滝海岸線地方道路交付金(街路)工事 - 京都府丹後広域振興局ホームページ - 2012年8月15日
  6. ^ 昭和34年12月18日京都府告示第858号
  7. ^ 昭和46年6月26日建設省告示第1069号
  8. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  9. ^ 一般国道 482号(丹後弥栄道路) 地域自主戦略交付金事業:丹後町三宅〜弥栄町和田野 - 京都府丹後広域振興局丹後土木事務所 - 2012年8月12日閲覧
  10. ^ a b 平成22年度 公共事業評価調書 - 2012年8月15日閲覧
  11. ^ 広報きょうたんご2006年9月号 - 2012年8月15日
  12. ^ 主要地方道網野岩滝線(与謝野町岩滝)の供用開始について - 京都府丹後広域振興局ホームページ - 2012年8月15日閲覧

座標

  1. ^ 網野岩滝線起点:北緯35度40分47秒 東経135度01分49秒 / 北緯35.679705度 東経135.030296度 / 35.679705; 135.030296
  2. ^ 網野岩滝線終点:北緯35度34分18秒 東経135度09分41秒 / 北緯35.571624度 東経135.161378度 / 35.571624; 135.161378
  3. ^ 岩滝海岸線起点:北緯35度34分18秒 東経135度09分41秒 / 北緯35.571624度 東経135.161378度 / 35.571624; 135.161378
  4. ^ 岩滝海岸線終点:北緯35度33分41秒 東経135度09分21秒 / 北緯35.561424度 東経135.155834度 / 35.561424; 135.155834

関連項目

外部リンク

  • 京都府丹後広域振興局丹後土木事務所
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