ピエトロ・パオロ・ビルディス

名前

ラテン文字

Pietro Paolo Virdis

基本情報

国籍

イタリア

生年月日

(1957-06-26) 1957年 6月26日（66歳）

出身地

サルデーニャ州サッサリ県サッサリ

身長

182cm

選手情報

在籍チーム

引退

ポジション

クラブ¹

年

クラブ

出場

(得点)

1973-1974

ASヌーオレーゼ・カルチョ

(11)

1974-1977

カリアリ・カルチョ

(24)

1977-1980

ユヴェントスFC

(8)

1980-1981

カリアリ・カルチョ

(5)

1981-1982

ユヴェントスFC

(9)

1982-1984

ウディネーゼ・カルチョ

(12)

1984-1989

ACミラン

135

(53)

1989-1991

USレッチェ

(8)

代表歴

1976-1978

イタリアU-21

(1)

1987-1988

イタリア五輪

(10^[1])

監督歴

1998-1999

USDアトレティコ・カターニャ

2001

ヴィテルベーゼ

2002

ASGノチェリーナ

1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

ピエトロ・パオロ・ビルディス（Pietro Paolo Virdis、1957年 6月26日 - ）は、イタリア出身の元サッカー選手、指導者。ポジションはFW。セリエAの舞台で、通算100得点以上を決めながら、イタリア代表経験が1度も無い、唯一の選手である^[1]。

選手歴

当時セリエBのカリアリ・カルチョで頭角を現し、1977年にユヴェントスFCへ移籍、1980-81シーズンに1度、そのカリアリへとレンタルされた^[1]。1981-82シーズンにユヴェントスに複帰、年間37試合で12得点と活躍を見せ、2度目のリーグ優勝を果たした^[1]。しかし、パオロ・ロッシが新シーズンから複帰するなどの理由から、翌1982-83シーズン、ウディネーゼ・カルチョへと放出された^[1]。ウディネーゼでの2シーズン目、ジーコ、フランコ・カウジオとのトリデンテで攻撃陣をリードし、キャリアで初めての二桁得点を決めた^[1]。

その後、1984-85シーズンから、ACミランに5期在籍し、186試合76ゴール29アシストの通算成績で^[1]、同クラブの殿堂入りをしている^[2]。1984年にニルス・リードホルム監督が獲得を希望し、ミランへ移籍した^[1]。1984-85シーズン、公式戦トータルで40試合で13ゴールを挙げた^[1]。1985-86シーズンは、公式戦43試合に出場し、16得点^[1]。1986–87シーズンには、17得点をあげてイタリアリーグの得点王となった^[3]。このシーズンの、1987年5月3日のASローマ戦でハットトリックを決めた^[1]。

1987-88シーズン、マルコ・ファン・バステンが怪我で離脱する中、FWの軸として11ゴールを決め、リーグ優勝に貢献した^[1]^[4]。1988-89シーズンには、リーグ戦で3期連続の二桁得点を決めた。チャンピオンズリーグの前身であるチャンピオンズカップでは6試合で3得点を決め、優勝に大きな貢献をした^[2]。

その後、セリエAのレッチェで2シーズンプレーし、引退した。

多くのゴールを決めながらも、イタリアフル代表に召集されたことはないが、イタリアU-21、イタリア五輪代表としてプレー、1988年のソウル五輪で3得点を決めるなど、五輪代表では、通算15試合で10得点^[1]。

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m “Pietro Paolo Virdis, 'il bomber di Sindia': dal Cagliari a campione d'Europa col Milan di Sacchi”. GOAL (2022年1月26日). 2023年8月15日閲覧。
^ ^a ^b “virdis Milan HOF”. AC.Milan.com. 2018年3月4日閲覧。
^ “Italy - Serie A Top Scorers”. RSSSF (2015年6月11日). 2015年12月2日閲覧。
^ “Milan '88: The inside story of Sacchi's all-conquering kings, as told by them”. FFT. 2023年8月15日閲覧。

表話編歴 U-21イタリア代表 - UEFA U-21欧州選手権1982
GK ランプッラ GK ジネッティ DF F・バレージ DF バティスティーニ DF ベルゴミ DF ボネッティ DF コントラット DF ネーラ DF ピン DF タソッティ MF ベネデッティ MF ボニーニ MF チェレスティーニ MF ロマーノ FF ビビ FF ボルギ FW ガルデリシ FW マッサーロ FW マウロ FW ビルディス監督ビチーニ

表話編歴イタリア代表 - 1988 ソウル五輪サッカー競技第4位
1 タッコーニ 2 クラヴェーロ 3 カルネヴァーレ 4 デ・アゴスティーニ 5 フェラーラ 6 タソッティ 7 コロンボ 8 ペッレグリーニ 9 ブランバーティ 10 カロッビ 11 クリッパ 12 ジュリアーニ 13 ヴィルディス 14 リッツィテッリ 15 ガリア 16 イアキーニ 17 デジデーリ 18 マウロ 19 エヴァーニ 20 パリュウカ監督ロッカ

表話編歴 ACミラン殿堂入り
マーク・ヘイトリーレイ・ウィルキンスピエトロ・パオロ・ビルディスデヤン・サヴィチェヴィッチマルコ・シモーネセバスティアーノ・ロッシジョージ・ウェアズボニミール・ボバンマルセル・デサイークリスティアン・アッビアーティオリバー・ビアホフアレッサンドロ・ネスタカフーアンドレア・ピルロジーダクラレンス・セードルフセルジーニョカハ・カラーゼジェンナーロ・ガットゥーゾマッシモ・アンブロジーニマヌエル・ルイ・コスタアンドリー・シェフチェンコカカフィリッポ・インザーギロベルト・バッジョロナウジーニョズラタン・イブラヒモヴィッチチアゴ・シウヴァアルベルト・ビゴンアンジェロ・アンキレッティブルーノ・モーラカルロ・ガッリチェーザレ・マルディーニジョバンニ・トラパットーニジョゼ・アルタフィーニニルス・リードホルムデビッド・ベッカムファビオ・クディチーニジョルジョ・ゲッツィジョバンニ・ロデッティカール＝ハインツ・シュネリンガー] レンツォ・デ・ヴェッキアルド・ボッフィニルス・リードホルムジャンニ・リベラジュゼッペ・サンタゴスティーニグンナー・グレングンナー・ノルダールジョー・ジョーダンフアン・アルベルト・スキアフィーノロナウドネストール・コンビンピエリーノ・プラティアルド・ベットアルド・チェヴェニーニアルド・マルデラアレッサンドロ・スカリオーニアンドレア・ボノーミアンジェロ・ソルマーニアッティリオ・トレーレカルロ・アンノヴァッツィチェーザレ・ロヴァッティジノ・サニエルネスト・モランディフランチェスコ・ソルデラフランチェスコ・ザガッティジュゼッペ・アントニーニエットーレ・プリチェッリハーバート・キルピンロレンツォ・ブッフォンルイス・ヴァンヘイジルチアーノ・キアルージルイージ・ぺルヴァージロベルト・ロッサートマルコ・サーラレンッオ・ブリーニロベルト・アントネッリロメオ・ベネッティルベン。ブリアーニピエトロ・アルカーリワルテル・ノヴェッリーノデメトリオ・アルベルティーニアルベリゴ・エヴァーニカルロ・アンチェロッティジョバンニ・ガッリダニエレ・マッサーロルート・フリットマルコ・ファン・バステンフランク・ライカールトフランコ・バレージパオロ・マルディーニマウロ・タソッティフィリッポ・ガッリセルジオ・バティスティーニアレッサンドロ・コスタクルタロベルト・ドナドーニ

ACミラン殿堂入り

表話編歴セリエA得点王（1986-87 : 17得点）
1920年代	1929-30 メアッツァ
1930年代	1930-31 ヴォルク 1931-32 ペトローネ / スキアビオ 1932-33 ボレール 1933-34 ボレール 1934-35 グアイタ 1935-36 メアッツァ 1936-37 ピオラ 1937-38 メアッツァ 1938-39 ボッフィ / プリチェッリ 1939-40 ボッフィ
1940年代	1940-41 プリチェッリ 1941-42 ボッフィ 1942-43 ピオラ 1943-44 WWIIのため中断 1944-45 WWIIのため中断 1945-46 カスティリャーノ 1946-47 V.マッツォーラ 1947-48 ボニペルティ 1948-49 ニエルシュ 1949-50 ノルダール
1950年代	1950-51 ノルダール 1951-52 ハンセン 1952-53 ノルダール 1953-54 ノルダール 1954-55 ノルダール 1955-56 ピヴァテッリ 1956-57 ダ・コスタ 1957-58 チャールズ 1958-59 アンジェリッロ 1959-60 シボリ
1960年代	1960-61 ブリゲンティ 1961-62 アルタフィーニ / ミラーニ 1962-63 ニールセン / マンフレディーニ 1963-64 ニールセン 1964-65 オルランド / S.マッツォーラ 1965-66 ビニーチオ 1966-67 リーヴァ 1967-68 プラティ 1968-69 リーヴァ 1969-70 リーヴァ
1970年代	1970-71 ボニンセーニャ 1971-72 ボニンセーニャ 1972-73 サボルディル / リベラ / プリーチ 1973-74 キナーリャ 1974-75 プリーチ 1975-76 プリーチ 1976-77 グラツィアーニ 1977-78 ロッシ 1978-79 ジョルダーノ 1979-80 ベッテガ
1980年代	1980-81 プルッツォ 1981-82 プルッツォ 1982-83 プラティニ 1983-84 プラティニ 1984-85 プラティニ 1985-86 プルッツォ 1986-87 ビルディス 1987-88 マラドーナ 1988-89 セレーナ 1989-90 ファン・バステン
1990年代	1990-91 ヴィアリ 1991-92 ファン・バステン 1992-93 シニョーリ 1993-94 シニョーリ 1994-95 バティストゥータ 1995-96 シニョーリ / プロッティ 1996-97 インザーギ 1997-98 ビアホフ 1998-99 アモローゾ 1999-00 シェフチェンコ
2000年代	2000-01 クレスポ 2001-02 トレゼゲ / ヒュブナー 2002-03 ヴィエリ 2003-04 シェフチェンコ 2004-05 ルカレッリ 2005-06 トーニ 2006-07 トッティ 2007-08 デル・ピエロ 2008-09 イブラヒモヴィッチ 2009-10 ディ・ナターレ
2010年代	2010-11 ディ・ナターレ 2011-12 イブラヒモヴィッチ 2012-13 カバーニ 2013-14 インモービレ 2014-15 イカルディ / トーニ 2015-16 イグアイン 2016-17 ジェコ 2017-18 インモービレ / イカルディ 2018-19 クアリャレッラ 2019-20 インモービレ
2020年代	2020-21 ロナウド 2021-22 インモービレ 2022-23 オシムヘン