バチカンの国章

バチカン市国の国章
詳細
使用者 バチカン市国
採用 1929年6月7日
ローマ教皇庁の紋章
詳細
使用者 ローマ教皇庁
採用 14世紀後半

バチカン国章(バチカンのこくしょう)は、1929年に制定された。

フィールドは赤色で、聖アンデレ十字型に交差した金と銀の2つの鍵、それに教皇冠が描かれる。

象徴

  • 交差した金と銀の鍵は、ペトロに約束された天の国の鍵と、縛ったり解いたりする権限を象徴する[1]
  • 教皇冠(三重宝冠)は「最高司教の3つの力、すなわち司祭、司牧、教導の三権」を表す[2]
  • 教皇冠を取り巻く3つの王冠は、イエス・キリストを象徴する。[要検証 – ノート]

脚注

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  1. ^ わたしもあなたに告げるが、あなたはペトロであり、この岩の上にわたしは自分の集会を建てる。ハデスの門もそれに打ち勝たない。わたしはあなたに天の王国のかぎを与えよう。そして、あなたが地上で縛るものは天でも縛られ、あなたが地上で解くものは天でも解かれるだろう」( マタイ伝 16:18-19 )
  2. ^ 第265代教皇ベネディクト16世の教皇紋章

関連項目

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、バチカンの国章に関連するカテゴリがあります。
  • Coat of Arms of the Holy See and of the State of Vatican City
  • Seal of the State of Vatican City
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各列内は五十音順。
バチカンは国際連合非加盟。
「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
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