ケニアの地方行政区画

ここでは、ケニアの地方行政について述べる。

概要

ケニアは独立以来、8州(mikoa, Province)の下に71の県 (wilaya'at, District) 、262の郡/地区 (tarafa, Division) に分割されており、中央集権体制であった。しかし、2010年の国民投票によって新憲法が制定され、州を解体して47のカウンティ(County)を新たに設置し、カウンティ政府法によってカウンティの下にはサブ・カウンティ(sub-county)、区(ward)、村(village)という区画が設置された[1]
カウンティ政府は中央政府より多くの権限が渡され、旧行政区画や中央より予算・職員も配置、異動された。 また、2013年以前までは行政区画とはまた別に言語別区分の選挙区が置かれていたが、今後はサブ・カウンティが選挙区となる。

2013年以降

ケニアのカウンティ。

ケニアには47のカウンティ(County)とサブ・カウンティ(Sub-County)が設置されており、地方自治を担当する。
なお、サブ・カウンティは旧行政区画の県との領域が一致するところが多い。

2013年以前

ケニアの州区分。
ケニアの郡区/地区の区分。
ケニアの州」および「ケニアの県」を参照

再編成前は9のと71の(District)、262の郡区/地区(Division)が設置されていた。

関連項目

出典

  1. ^ ケニアで地方分権始まる
アフリカの第一級行政区画
北アフリカ
西アフリカ
東アフリカ
中部アフリカ
南部アフリカ
その他
海外領土
関連項目

各列内は五十音順。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。独立国および西サハラはアフリカ連合に加盟。