クロマティック

曖昧さ回避 この項目では、ハーモニカや蛇腹系のリード楽器について使われる用語について説明しています。音楽用語の「クロマティック・スケール」については「半音階」をご覧ください。

クロマティッククロマチックとも、英語: chromatic)は、ハーモニカおよび蛇腹系のリード楽器(アコーディオンコンサーティーナバンドネオン、他)について使われる、特殊な専門用語。ダイアトニック(ディアトニック)と対になる概念。「半音階もすべて演奏できるハーモニカ」「半音階もカバーしている蛇腹楽器」が本来の定義であるが、楽器業界の慣用的な用語として、蛇腹楽器については「蛇腹を押した時と引いた時で、同一のボタン(ないし鍵盤)から同じ音が出る、押引同音式の蛇腹楽器で、半音階も鳴らせるもの」を指す。詳しくは「ダイアトニック」の項を参照。

参考文献・参考サイト

  • 渡辺芳也『アコーディオンの本』ISBN 978-4-393-93422-7
  • ダイアトニック・アコとコンサーティーナについて - ウェイバックマシン(2007年2月13日アーカイブ分)

関連項目