クレメンス3世 |
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第20代 ローマ対立教皇 |
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/18/Clement_III_-_Antipope.jpg/250px-Clement_III_-_Antipope.jpg) クレメンス3世(中央)とハインリヒ4世(左) |
教皇就任 | 1080年(1回目)。1084年(2回目) |
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教皇離任 | 1080年(1回目)。1100年(2回目) |
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先代 | ホノリウス2世 |
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次代 | テオドリクス |
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個人情報 |
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出生 | 不明 パルマ |
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死去 | 1100年9月8日 チヴィタ・カステラーナ |
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その他のクレメンス |
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クレメンス3世(? - 1100年9月8日)は、ローマ教皇であるグレゴリウス7世・ウィクトル3世・ウルバヌス2世・パスカリス2世の4代に渡る対立教皇である(在位:1080年、1084年 - 1100年)。
生涯
カノッサ伯の一族としてパルマで生まれた。カノッサの屈辱や叙任権闘争で教皇のグレゴリウス7世と神聖ローマ皇帝であるハインリヒ4世は激しく対立していた。カノッサの屈辱から3年後の1080年にグレゴリウス7世は再びハインリヒ4世を破門し、さらに皇位からの廃位も宣言した。するとハインリヒ4世はドイツの司教を味方につけ、逆にグレゴリウス7世の廃位を宣言し、1080年6月25日にクレメンス3世を擁立した。さらに報復としてハインリヒ4世はクレメンス3世と共にローマに進軍し、武力で制圧に及んだ。グレゴリウス7世はノルマン人のロベルト・イル・グイスカルドに救出されたものの、ノルマン軍の質が悪くローマ市民には不評だった。このため、グレゴリウス7世はローマから逃亡し、1084年3月24日にクレメンス3世は聖別して即位した。この時、ハインリヒ4世を神聖ローマ皇帝として戴冠している。
1085年にグレゴリウス7世は死去し、後継者のウィクトル3世には実力が乏しく一時的ながらノルマンの軍隊によってクレメンス3世は追われたが、すぐに復帰した。ウィクトル3世は1087年9月16日に死去し、後継者のウルバヌス2世もクレメンス3世に対しては無力な存在だった。ウルバヌス2世は1099年7月29日に死去し、後継者のパスカリス2世の即位した1099年8月にピエルレオーネ家によってローマから追放された。
クレメンス3世はハインリヒ4世と協力してローマ奪還を図っていたが、1100年9月8日にチヴィタ・カステラーナで死去した。
クレメンス3世は対立教皇の中でもグレゴリウス7世から数えて4代にわたってローマで強大な影響力を保持し、その実力は正当とされている教皇を上回っていたことから正式な教皇と見なされることもある。[要出典]
参考文献
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古代 | - ヒッポリュトス217-235(教皇 カリストゥス1世)
- ノウァティアヌス251-258(教皇 コルネリウス)
- フェリクス2世355-365(教皇 リベリウス)
- ウルシヌス366-367(教皇 ダマスス1世)
- エウラリウス418-419(教皇 ボニファティウス1世)
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中世 | - ラウレンティウス498-499、501-506(教皇 シンマクス)
- ディオスクルス530(教皇 ボニファティウス2世)
- テオドルス687(教皇 セルギウス1世)
- パスカリス687(教皇 セルギウス1世)
- コンスタンティヌス2世767-768(教皇 ステファヌス3世)
- フィリップス768(教皇 ステファヌス3世)
- ヨハネス8世844(教皇 セルギウス2世)
- アナスタシウス3世ビブリオテカリウス855(教皇 ベネディクトゥス3世)
- クリストフォルス903-904(教皇 レオ5世)
- ボニファティウス7世974、984-985(教皇 ベネディクトゥス7世)
- ヨハネス16世997-998(教皇 グレゴリウス5世)
- グレゴリウス6世1012(教皇 ベネディクトゥス8世)
- ベネディクトゥス10世1058-1059(教皇 ニコラウス2世)
- ホノリウス2世1061-1064(教皇 アレクサンデル2世)
- クレメンス3世1080、1084-1100(教皇 グレゴリウス7世)
- テオドリクス1100-1101(教皇 パスカリス2世)
- アルベルトゥス1101(教皇 パスカリス2世)
- シルウェステル4世1105-1111(教皇 パスカリス2世)
- グレゴリウス8世1012(教皇 ゲラシウス2世)
- ケレスティヌス2世1124(教皇 ホノリウス2世)
- アナクレトゥス2世1130-1138(教皇 インノケンティウス2世)
- ウィクトル4世(先代)1138(教皇 インノケンティウス2世)
- ウィクトル4世(後代)1159-1164(教皇 アレクサンデル3世)
- パスカリス3世1164-1168(教皇 アレクサンデル3世)
- カリストゥス3世1168-1178(教皇 アレクサンデル3世)
- インノケンティウス3世1179-1180(教皇 アレクサンデル3世)
- ニコラウス5世1326-1330(教皇 ヨハネス22世)
- クレメンス7世1378-1394(教皇 ウルバヌス6世)
- ベネディクトゥス13世1394-1423(教皇 ボニファティウス9世)
- アレクサンデル5世1409-1410(教皇 グレゴリウス12世)
- ヨハネス23世1410-1415(教皇 グレゴリウス12世)
- クレメンス8世1423-1429(教皇 マルティヌス5世)
- ベネディクトゥス14世(先代)1424-1429(教皇 マルティヌス5世)
- ベネディクトゥス14世(後代)1430-1437(教皇 マルティヌス5世)
- フェリクス5世1439-1449(教皇 エウゲニウス4世)
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