アルフォンソ5世 (レオン王)

アルフォンソ5世
Alfonso V
レオン国王
在位 999年 - 1028年
別号 ガリシア国王

出生 994年
死去 1028年8月7日
レオン王国ヴィゼウ
埋葬 レオン王国、サン・イシドロ・デ・レオン教会
配偶者 エルビラ・メネンデス
  ウラカ・デ・パンプローナ
子女 ベルムード
サンチャ
ヒメナ
家名 アストゥリアス家
王朝 ペレス朝
父親 ベルムード2世
母親 エルビラ・デ・カスティーリャ
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アルフォンソ5世 (Alfonso V de León、994年頃 - 1028年8月7日)は、レオン王(在位:999年 - 1028年)。

生涯

ベルムード2世の子で、父の死により母エルビラ摂政のもと5歳で即位した。彼はアル・マンスールの襲撃で破壊されたレオンの再建を行った。1017年に授けたレオンに対する憲章の準備のため、貴族たちをクリア・レヒア(Curia Regia)に召集した。

1017年頃成年に達したアルフォンソは、政治的に不安定な王国を継承した。摂政である母エルビラ、王国の重要な貴族3人がこの時表舞台から降りている。アルフォンソ5世は行政を有効に活用したいと思い、新しい法的枠組みを必要とした。

1017年に召集されたクリア・レヒアにおいて、封建体制下でのレオンにおける司法条項としてレオン憲章が公布された。それはこれまでの不安定な状態に終止符を打ち、王権を復活させるものだった。

1028年、ヴィゼウ包囲中にアルフォンソは死去した。彼の遺体はレオンへ運ばれ、サン・イシドロ教会の王室霊廟へ埋葬された。

子女

1013年頃、ポルトゥカーレ伯メネンド・ゴンサレスの娘エルビラ・メネンデスと結婚[1]。2子をもうけた。

  • サンチャ(1016年 - 1067年) - 後のカスティーリャ・レオン王フェルナンド1世の妃
  • ベルムード3世(1017年 - 1037年) - レオン王(1028年 - 1037年)

1022年に王妃エルビラが死ぬと、1023年にパンプローナ王(ナバラ王)ガルシア・サンチェス2世の娘ウラカと再婚し1女をもうけた。

  • ヒメナ

脚注

  1. ^ Alfonso V (999-1028): ; Vermudo III (1028-1037) José María Fernández del Pozo Burgos : La Olmeda, 1999. ISBN 84-89915-07-5. p. 214
ペレス朝

ガルシア1世910-914 / オルドーニョ2世914-924 / フルエーラ2世924-925 / アルフォンソ・フロイラス925-926 / アルフォンソ4世925-931 / ラミロ2世931-950 / オルドーニョ3世951-956 / サンチョ1世956-958 / オルドーニョ4世958-960 / サンチョ1世960-966 / ラミロ3世966-984 / ベルムード2世984-999 / アルフォンソ5世999-1028 / ベルムード3世1028-1037

ヒメノ朝

フェルナンド1世1037-1065 / アルフォンソ6世1065-1072 / サンチョ2世1072 / アルフォンソ6世(復位)1072-1109 / ウラカ1109-1126

ボルゴーニャ朝

アルフォンソ7世1126-1157 / フェルナンド2世1157-1188 / アルフォンソ9世1188-1230

※1230年、カスティーリャ王位へ統合
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